INTERVIEW 02

より速く、より美しく
顧客から信頼される
対応力を磨いています。

横山 公大ヨコヤマ キミヒロ
統括部長/工事・物流担当 / 2012年入社 / 1986年生まれ

現場を任される。だから成長できる。

ネットワーク事業部の施工部隊を率いて、現場での施工を担当しています。KDSが主に手がけているのは、携帯基地局とLAN設備のふたつです。簡単な電気設備工事を手がけることもあります。オフィスビルや商業施設、病院、ホテルなどに向かい、注文を受けた設備を設置します。例えば基地局の工事であれば、電源の取得から配線、鋼材の組み立て、アンテナの取り付け、接続の確認まで、現場で必要とされる作業のすべてに対応しています。現場経験ゼロからの入社でしたが、自身で現場をまわせるまでになりました。

また、今では多くの案件の管理業務も担当しています。見積りの作成や顧客との工事金額の折衝、工事の進捗管理など、仕事は多岐にわたります。もちろんプレイヤーとして現場へ向かい、技術を向上させながら、同時に現場管理者としての経験も積んでいます。

ものづくりの達成感が、毎日のように。

実は前職も通信工事会社。しかし、そこで担当していたのは、エンジニアと現場をつなぐ事務仕事でした。もっと達成感を味わえる仕事がしたい。そこでKDSへ転職し、関係会社から技術を学びながら、工事部門を立ち上げました。工事の現場では、日々完成に向けて積みあがっていく達成感が味わえます。特に、入社してすぐ、初めてコンクリート柱にアンテナを取り付けた時の喜びは忘れることができません。

ものづくりの達成感は、これからもなくならないはずです。それは、私たち社員の対応力で大手通信会社からも信頼され、明日も明後日も工事を任される自信があるから。KDSなら商社として在庫を持ち、急な変更があってもすぐに必要な部材を揃えられるので、工事部門も計画を柔軟に組むことができる。そんな体制も信頼を勝ち取る強みといえます。

倉庫から、現場を助ける。

KDSの物流事業が主に扱うのは、アンテナ、LAN、スイッチ、防犯カメラなどのネットワーク資材や電気設備。それらの入出庫作業だけでなく、配送手配、産廃品処理、加工など、単なる倉庫のイメージから脱却したさまざまな業務にあたっています。

特に力を入れている業務が、加工です。装置にモジュールを挿したり、電気スイッチのパーツを組み立てたり、ネットワーク機器の設定を入力したり、これまで現場で行ってきた資材の加工を倉庫にいる私たちが行っています。顧客である工事会社から「作業効率が上がって助かった。ありがとう」という声もよくいただくので、重労働になりがちな現場作業員の働き方改革に貢献できている実感があります。他にも顧客の悩みを直接聞くことで、さまざまな工夫をしてきました。例えば、現場でゴミが多くて困っていた時には緩衝材をなるべく減らしたり、現場で使う順番に合わせて資材を積み込む順番を変えてみたり。顧客のニーズをくみとり、工夫することで、喜ばれるのが嬉しいですね。

ノーミスとハイスピードで、顧客に貢献できる。

工夫や応用も大事ですが、その前にまずは物流の基本を徹底しなければいけません。私たちが気をつけているのは、ミスのない慎重な行動です。たとえば入出庫の際は、資材の漏れがないか、破損がないかなどのダブルチェックを徹底しています。紛失や破損があれば、顧客に迷惑をかけ、会社への信用を落とすことになるからです。スタッフ一丸となって徹底してきた結果、ここ3年ほどは大きなミスも起きず、KDSに物流事業をお任せいただいている会社からの表彰を受けることもできました。

また、慎重でありながらも、素早い対応を心がけています。なんといってもKDSの強みは、コストカットという常識に反してあえて在庫を多数抱えていること。バリエーションに富んだ在庫を抱えているからこそ、急な注文にも対応できます。倉庫ではスタッフ全員がスピード感を持って取り組むことで、注文を受けてから2時間ほどで加工から荷造りまですることが可能です。

仲間の夢を、応援し合える関係。

私たちは常に施工技術を磨いています。特に重視しているのがスピードと、施工後の見栄えです。目指すは「より速く、より美しく」。そのためには現場で経験を積むのはもちろん、資格取得も大事です。資格を取ればできる仕事が広がり、自分のステップアップにも会社の事業成長にもつながります。

チームの拡大も、直近の目標のひとつです。「人数を増やすことで、ゆくゆくは海外展開もできたら嬉しい」なんて壮大な夢を、仲間とお酒を飲みながら語ることもあります。叶わない夢だと笑う人はKDSにはいません。社長も背中を押してくれます。みんなで「大きなプロジェクトに携わりたい」「新しい取引先を開拓したい」などと、熱く夢を語り合うこともある。そんな社員の人柄も、KDSの好きなところです。夢を持てる人にとっては働きやすい会社ではないでしょうか。今では社長を見習って、私も後輩の夢を後押ししています。現場でのちょっとした休憩時間でも、仕事終わりの飲みの席でも、一緒に夢を語りましょう。

1日のスケジュール

  • 9:00 始業(ミーティング)

    関係者全員で集まり、その日の流れや作業内容を共有する。危険予知ミーティングも実施し、安全に留意することを忘れない。
  • 9:30 施工

    作業開始。手順書通り工程を進める。分担する仕事の進捗を確認し常に安全を意識し、声掛け・巡回。
  • 12:00 ランチ

    パートナーや後輩と現場近くでお昼休憩。仕事のコツや将来の夢などを語り合う、有意義な時間。
  • 13:00 施工

    午前中までに行った施工進捗を共有し、本日の目標を伝える。また、午後の作業における危険ポイントを伝える。
  • 16:00 倉庫作業

    車で倉庫へ移動。明日の作業に必要な荷物を準備。
  • 17:00 デスクワーク

    荷物を積んだ車で本社へ移動。当日の業務を振り返り、報告資料を作成する。進行中の工事の進捗を確認し、問題があればスケジュールや人材配置などを見直す。
  • 18:00 終業

  • 応募者に一言

    未経験で入社し、最初は現場のことが右も左もわかりませんでした。日々の業務の中で現場のイロハを学び、今では複数案件の管理まで任され、成長を実感しています。

    最初のうちは楽しく働ければそれで問題ありません。現場で楽しく仕事を続けていくうちに、技術も覚えてくるのでもっと楽しく働ける。そんな好循環が生まれるよう、私たち先輩がサポートします。

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